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乾燥

家具に適した木材を選定するために乾燥を行います。
まず屋外で自然乾燥を行い木材に含まれている
水分を30%程まで乾燥させ、
さらに人工乾燥機で8%程までしっかり乾燥させます。
木材は乾燥の過程で収縮、狂い、割れが発生するため、
製品に加工する前に必ず乾燥させます。

木取・集成

板から製品それぞれの部材をを型取りします。まずは
ねじれや割れ、節、虫食いなどの欠点を除去して良質
な材を選別し、長さをや厚さを整えます。この作業は
熟練された職人が見極めて選別を行います。
木取で選別した木材を集め、接ぎ合わせて集成材を
つくります。ダイニングテーブルやダイニングチェア
等の各ラインに送られます。

加工・研磨

木取でカットされた部材を切削、切断、穿孔を行う
工程です。NCルーターマシンやバンドソー等、
コンピューターによる数値制御で正確に加工されて
おりますが、人の手も加わりながら加工が施されて
おります。木肌の細やかさは触れながら確認する為
研磨作業は人による細かな調整が必要となります。

組立

加工された部品を、図面や設計図に基づいて平面、
あるいは立体に正確に組み立てていきます。
この工程は製品づくりの中でも特に重要であり、
ここでほぼ最終的な製品の形状が完成します。
また、組み立て時に生じやすい歪みやズレを防ぐ
ためには、長年の経験に裏打ちされた技術と、
確かな判断力が必要不可欠です。

塗装

木部を塗装で仕上げます。
塗装の目的は、美的価値を高めるため以外にも木材の
狂いや劣化を防止します。コーティングすることで
吸排漏れを止め、狂いをなくします。
また、樹脂でコーティングすることで、木材の腐食を
防止します。

裁断・縫製

木張り材は帆布やオイルレザー等の天然素材を多く取り
扱っており、注文に合わせてその都度裁断しています。
レザーにおいては個体毎にキズ、しわ等が異なるため
選別を行い、天然の証であるナチュラルマークを残し
つつも綺麗な生地を選定します。
一つ一つ熟練した技術者が縫製しています。

張り

裁断・縫製した張り材をソファやチェアなどの表面材
に張り込んで仕上げます。
張り材は用途やデザインに応じて、布地や合成皮革、
本革など様々な素材が使用されます。熟練の職人が、
クッション性や座り心地、美しい外観を考慮しながら、
シワやたるみが出ないよう丁寧に張り込んでいきます。

梱包・出荷

最後に出来上がった製品を梱包します。
打ちキズなどがつかないよう、ひとつひとつ丁寧に
角あてを行い、最終的に段ボールに箱詰めします。
梱包の資材も改良を重ねながら、
より安全にお客様の元へお届けします。

SOLID